睡眠薬にもいろいろな種類がある

睡眠薬の種類
「疲れて早く眠りたいのに、なかなか寝つけない」
「布団に入ればすぐ眠れるけど、夜中にしょっちゅう目が覚めちゃう」
「以前と変わらない睡眠時間をとれているのに、すっきり起きられない」

睡眠にまつわる不調や悩みが続いているのなら、思いきって睡眠薬の力を借りてみましょう。
睡眠薬と聞くと、「怖い」「依存しそう」といったマイナスイメージが思い浮かぶという人がいるかもしれません。
しかし睡眠薬が危険だったのは1960年代までのこと。
現在の不眠症治療で用いられている睡眠薬は、誤って過剰摂取したとしても命を落とすことはありません。
安定した眠りを助けてくれる睡眠薬について正しい認識を持てば、不眠症治療に対しても積極的になれるはずです。

✔睡眠薬の強さ

睡眠薬は、薬剤の種類によって身体に対するアプローチが異なります。

GABA受容体作動薬(ベンゾジアゼピン系・非ベンゾジアゼピン系)
└興奮状態になっている脳の働きを低下させ、眠りへと導きます。
 催眠作用のほか筋弛緩作用もあり、心身ともにリラックスさせることによって入眠を助けて睡眠を維持します。
 作用時間の長さによって超短時間型、短時間型、中時間型、長時間型に分類。

オレキシン受容体拮抗薬
└オレキシンは脳の覚醒状態をキープ・安定させる物質です。
 オレキシン受容体拮抗薬によりオレキシンの働きを弱めて、自然な眠気が起こりやすくします。

メラトニン受容体作動薬
└睡眠ホルモン・メラトニンの活性を高めて、睡眠サイクルの正常化を促進。
 太陽が沈むと脳が休息モードになり眠くなるという自然な身体反応によって、自力で眠れるようにします。