睡眠不足と不眠症の違い

睡眠不足でつらい
20歳以上の日本人のうち4人にひとりが、不眠症を患っているという現在。
眠れない日々が続くと、日中にベストパフォーマンスができないだけでなく、肉体の不調をも引き起こしかねません。
たかが寝不足、されど寝不足。
安定した睡眠が維持できなければ、少しずつ日常生活が蝕まれていきます。

「睡眠不足」と聞くと、ちょっと眠れなかった…と捉えるのが一般的。
「不眠症」と聞くと、毎日毎晩うまく眠れなくて辛いんだろうな、と想像できますね。

しかし睡眠不足もあなどってはいけません。
「睡眠負債」という言葉を知っていますか?2017年の流行語大賞TOP10に入ったことがある言葉で、スタンフォード大の研究者によって提案されたワード。
睡眠負債とは肉体にとって必要な睡眠時間の不足が、慢性的かつ長期的に続いている状態です。
日中の眠気やダルさ、集中力がキープできないなど、さまざまな弊害の原因に。

睡眠不足にもいろいろな症状があります。
・横になってから何時間も寝つけない
・寝つきはいい方だけど、夜中にしょっちゅう起きてしまう
・アラームが必要ないほど、毎朝早く目が覚める
・たっぷり寝ているはずなのに起きた時の満足感がない

こういった症状が、たまにではなく頻繁にかつ2ヵ月以上続いたら不眠症と診断。
一時的な睡眠不足であれば自然に改善していきますが、長期化している不眠症は放っておいても治る見込みは低く積極的な治療が必要です。

「うまく眠れない日が続いている」と悩んでいる人は、自分の睡眠傾向を振り返ってみてください。
いつから眠れていないのか?
どんな風に眠れないのか?
自分の状況を正確に把握したうえで、どのような改善方法が適切なのかを考える必要があります。